小麦高騰で“食卓の味方”値上げのピンチ 影響は?(2021年9月10日)

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 国内で消費される小麦の約9割を占める輸入小麦の価格が上昇します。生活への影響とは。

 食欲の秋、うどんやパンなど食卓の味方が値上げのピンチです。

 東京の下町で64年続く人気のパン屋さん「青木屋」では・・・。長さ20センチのジャンボコロッケパンは260円。ところが、パンの原料である外国産の小麦粉が・・・。

 青木屋二代目・青木健志さん(73):「大幅に値上がりしてくるようだと、価格転嫁しなきゃならない場合が出てくる」

 政府は輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格を来月から19%引き上げると発表しました。

 農林水産省は食パン1斤あたり2.3円の上昇と試算しています。

 大幅引き上げの要因は中国の大量買い付けや北米の天候不順による生産量の減少です。さらに新型コロナウイルスの影響で輸送船が不足し、運賃が大幅に上昇したことも響いています。

 半年前にも輸入小麦の価格が引き上げられた影響でパンの仕入れ値が上昇。しかし、商品の売り値を簡単には上げられない事情が・・・。

 青木屋二代目・青木健志さん(73):「なかなか・・・下町は(価格を)上げづらい。都度、値上げしたら客離れが出ちゃうから、何とか自分のところでしのぐしかない」

 一方、輸入小麦に頼らず国産にこだわる、うどん屋さんも・・・。

 二代目甚八本郷店・ギリサハラさん:「これは国産小麦・100%使っている生地」

 三重県産などの小麦を使用。粘りが非常に強い麺に。

 ここ数年、国産小麦は豊作で価格が安定しているため値上げせずに済んでいるといいます。

 ただ、今後は輸入小麦値上げの影響も出てきそうです。
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Posted by chobi