“政治と金”くすぶる中所信表明 野党「中身ない」(2021年10月8日)

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 8日、国会で所信表明演説に臨んだ岸田総理大臣。その当日、政治とカネの問題が報じられました牧島デジタル大臣がNTTからの接待を認めました。

 当選3回で閣僚に抜擢(ばってき)された牧島デジタル大臣。NTTからの接待を認めました。

 牧島デジタル大臣:「大臣就任前の一議員としての政治活動でありますので、勉強のために意見交換をさせて頂いたものであります」

 牧島大臣はおととしと去年の2回、NTTの秘書室長と会食し、5万円の接待を受けたとする「週刊文春」の報道を認めた一方、大臣就任前の政治活動だとして問題はないとの認識を示しました。

 甘利幹事長や河井夫妻事件など政治とカネがくすぶり続けるなか、今月末に行われる衆議院選挙を見据え、岸田総理大臣が初めての所信表明演説に臨みました。

 岸田総理大臣:「まず喫緊かつ最優先の課題である新型コロナ対応に万全を期します。3回目のワクチン接種も行えるよう、しっかり準備をしていきます。経口治療薬の年内実用化を目指します。また新型コロナで大きな影響を受ける方々を支援するため、速やかに経済対策を策定します。事業者に対し地域、業種を限定しないで事業規模に応じた給付金を支給します。非正規、子育て世代などお困りの方々を守るための給付金などの支援も実行していきます」

 重点政策は、新型コロナ対策と経済政策でした。

 公明党・山口代表:「大変、力強く気迫を込めて、これまでにも増して立派な素晴らしい演説だったと思います。国民に分かりやすく提示していた。このように感じました」

 と、連立のパートナー、公明党が絶賛する一方、野党側は口をそろえて「中身がない」と痛烈批判。

 立憲民主党・枝野代表:「美辞麗句を並べるだけで具体的にどうするのかという中身がありませんでした。本当に中身はスカスカだと残念ながら言わざるを得ません。圧倒的に私どもの方が具体策を持っている」

 国民民主党・玉木代表:「中身が薄かったと思います。イクラの入っていないイクラ丼、あるいは鶏肉の入っていない親子丼、しかも薄味。こども庁についても一切触れられておりませんでしたし、総裁選挙を戦った令和の所得倍増計画、どこにも出てきませんでした」

 共産党・志位委員長:「気候危機の問題がね、全くない。それからジェンダー平等。これに対する言及が全くない。私は気候危機とジェンダーこの2つの問題に真剣に向き合わない政治は失格だと思っております」

 また、こんな声も・・・。

 日本維新の会会長・松井大阪市長:「新資本主義がよく分かりません。新自由主義からの脱却とか、そこが全然よく分からなかったと」

 岸田総理、演説の最後に国民全員の団結力の必要性を訴える、こんなことわざを紹介しました。

 岸田総理大臣:「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ皆で進め。私は日本人の底力を信じています」

 社民党・福島党首:「皆で一緒にどこへ行くんですか?国民の団結と言うけれど、一体どこへ連れて行こうとしているのか。その未来が何なのかというのが分かりません。基本的に自民党の政治は変わらない。『政治とカネ』や情報開示についての一切の説明がありませんでした」

 8日の所信表明演説を受け、週明けに各党の代表質問が行われます。
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Posted by chobi