背景に脱炭素?欧州でエネルギー高騰・・・日本に影響も(2021年10月8日)

2021-10-09ANNnewsCH

 ヨーロッパでエネルギー価格が高騰するなか、中国では石炭不足から電力危機が続いています。エネルギー自給率の低い日本は今後、どうしていけばいいのでしょうか。

 5週連続の値上がりとなったレギュラーガソリン。全国平均が160円台になるのは約3年ぶり。資源エネルギー庁はワクチン接種が進んで経済活動が再開されるなかで、石油の需要が高まっていること。そして、天然ガスなど資源の世界的な高騰が影響していると見ています。

 今、ヨーロッパを中心に需要が急拡大している天然ガス。価格も過去に例のない勢いで上昇しています。

 その理由は「脱炭素」。

 気候変動対策に意欲的なヨーロッパは脱炭素のため風力発電に力を入れていたものの、十分な電力が得られず失速。代わりに二酸化炭素排出量が比較的少ない天然ガス発電の需要が急増。その結果、価格は、この1年で8倍近くにまで上昇。EU(ヨーロッパ連合)圏の電力価格高騰も招いたのです。

 フランス中部にある製粉所では毎月の電気代が1年前より1000ユーロ、約13万円上昇。

 国内ではパンの値上げも始まり、政府が低所得世帯への支援策を打ち出しています。

 製粉会社社長、ジョルジュ・トロッタン氏:「(コスト全体では)22%くらい上がったと思います。ガソリン代などの輸送代に加え、エネルギー代が高騰しています」

 そして、日本では・・・。

 萩生田光一経済産業大臣:「2050年カーボンニュートラルを実現し、世界の脱炭素を主導するため再エネの最大限の導入促進、省エネの推進、安全性が確認された原発の再稼働、新たなクリーンエネルギーへの投資支援に取り組むことについて指示がございました」

 萩生田大臣は新増設は「想定していない」としながらも脱炭素の柱の一つとして原発の必要性にも言及しています。

 ヨーロッパを中心に世界中に波及しつつあるエネルギー価格の高騰。風力や太陽光など再生可能エネルギーの将来性、そして日本の原発は・・・。
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Posted by chobi