“震度5強”“首都直下”関連は?調査委員長に聞く(2021年10月8日)

ANNnewsCH

7日夜に首都圏を襲った最大震度5強の地震で、40人以上がけが、電柱がアパートに向かって倒れるなどの被害も出ました。

気象庁:「(Q.今回の地震がマグニチュード5.9。想定されている首都直下地震との関連は?)内閣府で想定している首都直下地震は、もう少し浅い地震で大きな地震。今回はそれより深い地震で、規模も少し小さかったと考える」

内閣府の想定では、南関東でマグニチュード7の地震が起こる確率は、今後30年以内に70%と予測されています。試算では、首都直下地震が起きた場合、死者は最大で2万3000人、家屋の被害は61万棟とも言われています。

日本は北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの4つのプレートが重なり合った上に位置しています。特に関東周辺は、世界的に見ても最も地震の多い地域の一つで“地震の巣”とも呼ばれています。

政府の地震調査委員会で委員長を務める、東京大学名誉教授・平田直さんに話を聞きます。

(Q.7日の地震はどのあたりで起きたとみていますか?)
平田直さん:「東北では太平洋プレートが押して、西南日本ではフィリピン海プレートが押しています。関東では太平洋プレートとフィリピン海プレート2つが押しているため、関東で地震が多いと考えています。太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界部分で起きたと考えられています。8日の調査委員会で気象庁は、震源の深さは75キロと訂正していますので、深めの地震でした」

(Q.2016年の熊本地震では、前震と本震がありましたが、今回の地震はどう見ていますか?)
平田直さん:「前震や本震は一連の地震活動が全部終わった時に始めて分かることです。まだこの活動は続いているので、もっと大きい地震が起きるかどうかは、今の地震学では分かりません。ただ、一般的に言えることは、少なくとも今の地震と同程度の地震が引き続き起きることは、ほぼ間違いありませんので、十分気を付けて頂きたいと思います。1週間程度、特に最初の2~3日は気を付けて頂きたいです」

(Q.今回の地震は“首都直下地震”ではありませんか?)
平田直さん:「そうですね。国が想定しているのは、マグニチュード7程度の地震が深さ30~40キロで起きる。7日の地震はマグニチュードが5.9、深さ75キロのところで起きたので、ちょっと遠くて、ちょっと小さいので、全体としてみれば、強い揺れの面積が小さいので、想定のような大きな被害は出ませんでした」

(Q.今回の地震が“首都直下地震”の引き金になる可能性はありますか?)
平田直さん:「今回の地震はそれほど大きな地震ではなかったので、刺激することは、全くないとは言えませんが、ないと思います。そもそも、南関東・首都圏では、地震が起きやすい場所であるということは、改めて思い出して頂く必要があると思います。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

ANNnewsCH

Posted by chobi