“宣言解除”も飲食店の人出不足深刻 争奪戦が激化(2021年10月11日)

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 「緊急事態宣言」が解除され、久しぶりに営業を再開した飲食店。客は戻りつつありますが、今度は“人手不足”という新たな危機に直面していました。

■にぎわうイベント 常連「待っていた」

 緊急事態宣言が明けてから2回目の週末。各地で、多くの人出が見られました。

 東京の10日の新規感染者は60人。2日連続で、今年の“最少”を更新しました。

 街には、活気が戻っています。東京・恵比寿の屋外マーケットでも・・・。

 農家直送の新鮮野菜などを販売する屋外マーケット「マルシェ」です。10日、およそ3カ月ぶりの営業再開に踏み切りました。

 株式会社NKBマルシェ事業推進チーム・山田純子さん:「思った以上に朝から来て頂いて、すごいありがたいなと。常連さんから『待っていたよ』という声が多くて」

 これまでは、およそ40店舗が出店していましたが、感染対策のため、20店舗ほどに規模を縮小。試食や試飲も禁止しています。

 それでも、久々の開催に、出店者の顔はほころびます。

 インセクトファーム・村上桂司さん:「再開できたということで、これが何よりうれしいですよね。やはり、お客様の顔を見るのが、一番僕らのモチベーションになるので」

 客:「ここの野菜、大好きなので。久しぶりにこうやって(出店者と)お会いできてうれしいです」

■人手不足は深刻・・・「営業回せない状態」

 経済活動が再開し、街に活気が戻る一方で、東京・板橋区の焼き肉店「焼肉296」では、ある危機に直面していました。

 焼肉296・川野晃義店長:「スタッフの人手不足です。雇ってあげたくても、雇えない時期が長かったですから。その間に、離れてしまったバイトの子は、戻ってきてくれないので。営業が回せない状態」

 元々、10人以上のアルバイトが在籍していましたが、コロナ禍でシフトに入れないことを理由に辞めてしまいました。残ったのは2人だけ。今月から制限が緩和され、客足は戻りつつありますが、人手不足は深刻です。

 川野晃義店長:「(メニューを)頼みたい時に、呼べるスタッフがそばにいない。テーブルも片付けが追い付かない」

 この非常事態に、店長はコロナ禍で辞めたアルバイトに助けを求めましたが・・・。

 川野晃義店長:「金、土、日は人手が必要なので。以前働いていたバイトの子たちに連絡して当たっているんですけど。他にお仕事が決まっている子が多いので、難しいですね」

■争奪戦激化・・・ワクチン手当&特別休暇も

 求人情報サイト「バイトル」などを運営する会社では、飲食業界を中心に、求人掲載数が急激に伸びているといいます。

 ディップHRS事業部・稲原雄也事業部長:「8月の最終週と9月の最終週で比較しても、お問い合わせ頂く数が約30%増加している現状です。特に、宣言解除が報道され始めた9月の後半からの傾斜は、より加速度的に増加が進んでいる傾向です」

 最近では、ワクチン接種を終えた人に5000円程度の手当を支給したり、特別休暇を与えたりする店もあり、今後、人材の争奪戦はますます激しくなります。

 ディップHRS事業部・稲原雄也事業部長:「採用活動の工夫や、競争力を付けること。
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Posted by chobi