“カラス語”で撃退!慌てて逃げ出す秘密の鳴き声(2021年10月13日)

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 カラスの気持ちを真剣に考えました。長年にわたって鳴き声を研究する男性が迷惑なカラスと対決です。

 足元にはおびただしい数の鳥のふんの跡が・・・。埼玉県越谷市の交差点、地元の人たちは困り果てていました。

 地元の住民:「やっぱりイヤだよね、汚れちゃってね」

 悩みの種である厄介者は、夜になるとどこからともなく集まってきます。そう、カラスです。

 越谷市環境政策課・五十嵐治課長:「通られる人とか、地域にお住まいの人から『なんとかしてほしい』と」

 そこで、行政はある人物に白羽の矢を立てました。

 塚原直樹さん(42)。謎の秘密兵器でカラスを追い払うといいます。

 宇都宮大学でカラスの研究をしている塚原さん。4年前に、カラスによる被害対策を手掛けるベンチャー企業を立ち上げました。こちらは・・・。

 クロウラボ・塚原直樹さん:「カラスをだますことができないか。そういう目的のために作ったロボット」

 カラスの縄張りに置いてみると、かなり強い関心を引き出すことに成功しました。

 クロウラボ・塚原直樹さん「本当にだませたかどうかは、カラスに聞いてみないと分からない」

 子どものころから動物好きだった塚原さん。大学で出会ったカラス研究の第一人者である恩師の一言が、その後の生き方を決定付けました。

 宇都宮大学農学部・杉田昭栄教授:「『カー』がどういう意味があるのかを明らかにしなさい」

 以来、およそ20年にわたってカラスの鳴き声を分析してきました。

 クロウラボ・塚原直樹さん:「なかなかしんどいテーマだなと。相当なムチャブリだったなと」

 それでも“カラス語”がだんだんつかめてきたといいます。

 塚原さんは、この研究成果を駆使してカラスを追い払うのです。

 スピーカーから流しているのは、カラスが警戒している時の鳴き声を数パターン組み合わせたもの。カラスはパニック状態に。電線から飛び去りました。

 クロウラボ・塚原直樹さん:「うまくいったんじゃないかなと」

 越谷市環境政策課・五十嵐治課長:「あれだけ大きく動いて減っていく。かなり効果があるんだなと」

 塚原さんにはカラス語の研究をさらに進め、実現したい夢があります。
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Posted by chobi