日本では“ハードル”も・・・iPhone“個人修理”可能に(2021年11月22日)

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 Appleが、来年の初めからiPhoneなどの製品をユーザー自身で修理できるようにすると発表しました。実際に修理できるものなのでしょうか?

■まずは米国で・・・その後、各国へ拡大

 iPhoneユーザー・6sを愛用(30代):「(Q.あなたのiPhone見せて下さい)今ちょっと、故障しているんですけど」「(Q.結構割れていますね)多分5回ほど、落としちゃいまして」

 アメリカのアップル社は17日、iPhoneユーザーが部品の交換など自分で修理できるサービスを来年から始めると発表しました。

 対象機種はiPhone12とiPhone13の2つのシリーズで、ディスプレーや電池など200種類以上の部品や工具を提供。まずはアメリカ、順次各国に拡大していく予定です。

 iPhoneユーザー・13を愛用(20代):「(画面修理で)1万2000円ぐらいかかった。もし、簡単であれば、自分で修理したいと思います」

 実際に、個人でできるものなのでしょうか。専門家は、大きなハードルがあるといいます。

 ITジャーナリスト・石川温氏:「電波法では、個人が勝手に携帯電話を修理してはいけない」

 そもそも、スマホの修理には、総務省の認定が必要で、無断で修理することは原則できません。

■競争で「早く、安く修理」実現へ

 では、実際の修理がどんなものなのか、総務省の認定を受けている修理業者を訪ねてみました。

 ダイワンテレコム新宿本店・白井幸治氏:「これは今、フロントパネルを交換するんですけれども、フロントパネルと基盤がつながっている、このネジ系統ですね。これを外していきます」

 まずは、修理の依頼で最も多いといわれるディスプレーの交換です。バッテリーの交換作業も、需要の多い作業のひとつです。

 ダイワンテレコム新宿本店・白井幸治氏:「(Q.取り除いているのは何か)バッテリーの下に付いている粘着シールですね」「(Q.バッテリーの固定用か)そうですね。(粘着シールを)新たに付けて固定させないと危ない」

 持ち込みから概ね40分程度で、引き渡しができるということです。

 修理をするには、部品の入手だけでなく、複数の専用工具や端末内部の知識も必要となるため、個人での修理は技術的にも難易度が高いことが分かります。

 ただ、アップルの認定店ではないため、純正部品が手に入らず、代わりのものを使用しています。

 今回のアップルの新方針については、このように話します。

 ダイワンテレコム新宿本店・佐久間祐輔氏:「我々にとっては良いことじゃないかなと思う。純正のパーツの流通が多くなることについて、店としては(サービスの)幅が広がるということなので。客にとっても、修理する“品質の幅”が増えるということで、(個人修理解禁は)良いとは思っています」

 さらに専門家は、業者間での価格やサービスでの競争が促されるとみています。

 ITジャーナリスト・石川温氏:「こういった仕組みが導入されることによって、部品の値段自体はアップルが決めた値段になると思いますけど、作業料ということでいうと、色んな業者が競争すると思う。“すぐに修理してもらえる”とか“安く修理してもらえる”とか、そういったメリットが出てくるのかなと思います」

(「グッド!モーニング」2021年11月22日放送分より)
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Posted by chobi