「ガンプラ」 ファンも巻き込みリサイクル

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ダークな濃い色が印象的な、ガンダムのプラモデル。

この濃い色こそ、エコの証し。

週末、東京都内の一角で催されていたイベント。

開始を待つ行列には、さまざまな年齢層が並ぶ中、親子連れも目立つ。

お目当ては、次々と無料で配布されていく、機動戦士ガンダムのプラモデル。
いわゆる「ガンプラ」。

ところが、全体の色は黒などの濃い色。

通常、白が主体のデザインだが…。

バンダイスピリッツ・田口博丈氏「皆さまから回収したランナーや生産過程で出た廃プラを混ぜて作っているので、いろんな色を混ぜることで黒とか茶とか、そういった暗い色に近づいていく傾向がある」

このガンプラは、部品を外したあとに残る「ランナー」と呼ばれる枠の部分などを利用した、再生プラスチックでできている。

今までごみだったランナーが資源だと、ユーザーに知ってもらうのが狙い。

再生プラスチック製プラモデルは、無料配布以外にも「エコプラ」として販売されている。

そして、イベント会場に設けられていたのは、ランナーの回収ボックス。

来場者「(何個分入れた?)15…20くらい」、「今こういう時代なのでリサイクルは大事かなと思う」、「(授業で)ペットボトルとかそういうのもリサイクルすれば、大切な資源だということを覚えておいてくださいと言われた」、「『学校でSDGsって習ってきたんだけどパパ知ってる?』と話されたりした。これもきょうこのまま回収してくれるので良い取り組みだと思う」

来場者の中には、たくさんのランナーを持ち込む人も。

イベント開始から30分余りで、場所によっては、回収箱からはみ出るほど集まった。

ランナーは、プラモデルの3分の1から4分の1を占め、その多くは今もユーザー側に眠っているという。

バンダイスピリッツ・田口博丈氏「ことし4月から始めたガンプラリサイクルプロジェクトでは、今年度10トンの使用済みのランナーの回収が見込めてきているが、まだまだ回収力は少ないと思う。リサイクルプロジェクトをより広げて、どんどん回収量を上げていく。引き続き、活動は継続していきたい」

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