欧州各国で規制強化 ワクチン促進も・・・手詰まり感(2021年11月23日)

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新型コロナ新規感染者の増加に伴う規制強化によって、ヨーロッパ各国でデモが激化しています。

ベルギーでは、週4日の在宅勤務を原則義務化されるなどしています。

オランダでは、13日から商店の夜間営業禁止など、部分的なロックダウンが始まっています。

オーストリアでは、22日から最大20日間、全土でロックダウンを開始。さらに、来年2月から、ワクチン接種が義務化される予定です。

スロバキアでは、22日から、ワクチン未接種者を対象に、ロックダウンを導入します。

ドイツでは、病床がひっ迫している地域について、ワクチン未接種者のイベント参加や、飲食店などの利用ができなくっています。

ドイツで、取材を続けている金指光宏記者に聞きます。

(Q.現地で取材していて、ワクチン接種をめぐる市民の“分断”は感じますか)

ワクチンを打った人、打たない人の間で、人間関係にひびが入っているという話はよく耳にしました。特にお金が絡むと、問題はより深刻になります。

私がいる場所は、クリスマスマーケットが開かれる予定だった広場です。今、屋台の撤去作業が着々と進んでいます。このマーケットでは、1年分の収入をこの1カ月で得るという店もあります。なかには、クリスマスマーケットの中止によって、1000万円を超す損失が出たと呆然としている人もいました。

(Q.ワクチン接種が進んで期待していた分、落胆の声も大きいのではありませんか)

去年に続いて2年連続で中止となりました。「今年はワクチンがあるから大丈夫だろう」と期待する声は高かったです。それだけに、中止を受けて「もっと接種者が多かったら、無事に開催できたのではないか」と恨み節も聞こえていて、ここでも分断を感じました。

(Q.感染対策の決め手であるはずのワクチンが、新たな分断のもとになっているように見えますが、どう感じますか)

政府は、未接種者の生活を制限することで、ワクチンを打たせようとしています。ただ、その動きを受けて追い詰められ、反対意見が強固にするといった事象も起きています。今は、ワクチンしか道がないということで、積極的に進めたい一方で、デモが広がるなか、国民の生活をどこまで制限していいのか。その間のジレンマに各国が苦しんでいると言えます。
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Posted by chobi