政府 濃厚接触者“待機短縮”を検討 東京は新たに3124人感染 インフラ維持は?(2022年1月13日)

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 今後、社会インフラをどう維持していくかがポイントとなるなか、岸田総理大臣は、現在「14日間」となっている濃厚接触者の隔離期間を短縮する方向で検討していく考えを明らかにしました。

 “インフラの維持”焦点はそこに移りつつあります。

 岸田総理大臣:「社会機能が維持されることが困難にならないよう、しっかりと工夫していかなければいけない。こういった指摘も頂いている」

 岸田総理は、社会機能を維持するため、現在14日間となっている濃厚接触者の隔離期間を短縮する方向で検討しています。

 “短縮”を求める声は、13日も出ています。

 大阪府・吉村洋文知事:「オミクロンの特性に合わせた濃厚接触者の待機期間の短縮をするべき」

 最前線の医師は、患者の“ある特性”を感じています。

 大阪市立十三市民病院・西口幸雄病院長:「比較的軽めの上気道症状を訴える人が多くて経過が良くなるスピードが早い気がする」

 海外ではワクチン接種済みであれば、隔離がないところもありますが、専門家らは14日間から10日間程度に短縮する提言を出す予定です。

 政府は、来週にも新たな期間を発表する予定です。

 後藤厚労大臣は医療従事者については、濃厚接触者となった場合でも、毎日の検査を行えば勤務することができるとの見解を示しています。

 大阪市立十三市民病院・西口幸雄病院長:「(Q.毎日検査を受けることについて)濃厚接触(感染の)疑いのまま休まれると非常に皆さんのためにならないので、何とか働ける環境を作らないといけない。(医療従事者は)検査は優先してもらうべき」

 13日に2400人前後の感染が見込まれる大阪。PCR検査場には長蛇の列です。

 PCR検査を受けに来た人:「会社の同僚7人くらい一気に」「協力業者がコロナに感染した」

 東京も、インフラの維持が懸念されます。

 東京都・小池百合子都知事:「社会活動の停止を余儀なくされる可能性がある。都民の生活を守るための対策を早急に検討する必要があると」

 13日に行われたモニタリング会議。感染状況、医療提供体制ともに一段階引き上げられました。

 国立国際医療研究センター、国際感染症センター長・大曲貴夫医師:「1週間後、1月20日推測値は8.43倍の一日あたり約9576人という危機的な感染状況」

 経験したことのない感染拡大。13日も沖縄では過去最多の1817人の感染が確認され、いまだピークは見えてきません。

 その沖縄よりも、感染が拡大している地域がありました。

 奄美市在住・和田さん:「スーパーの駐車場です。いつもの駐車の半分程度しか止まっていません」

 鹿児島県奄美市です。

 人口10万人あたりでいうと、東京のおよそ16倍。全国1位の沖縄を超える数字となっています。

 今月8日、県独自の「緊急事態宣言」が出された奄美大島。

 普段はにぎわう繁華街から人の姿が消えました。

 奄美市在住・和田さん:「屋仁川の中心街です。人も車も全く通っていません。まるでゴーストタウンです」

 感染拡大には、島ならではの理由もあると話します。

 島唄・島料理の店「ならびや」、和田孝之オーナー(68):「(24歳、36歳、48歳、還暦という)12年ごとに都会から帰って来てお祝いする島の人の集まりがある。それが大きな原因ではないかなと思ったりしているんですけど」

 奄美市ではすでにインフラにも、影響が出ています。

 奄美市在住・和田さん:「昨年オープンした奄美市市民交流センターです。今回のコロナで閉館中です」

 学校や高齢者施設が続々と閉まり、自身も病院に行くことができないそうです。

 島唄・島料理の店「ならびや」、和田孝之オーナー:「疾患で無呼吸症候群という病気で、無呼吸の機械をはめているけど、病院の待合室には患者さんいっぱいいるのでリスクもあるんじゃないかと」

 小さな島だけに、仮に症状が軽いとしても不安は拭えません。

 島唄・島料理の店「ならびや」、和田孝之オーナー:「当然高齢者が多い。そういう人たちへ感染するリスクが非常に大きいんじゃないかなと思います」
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Posted by chobi