39度超に「溶けそう…」 猛暑日は200地点以上

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14日、東京で6歳の子どもが搬送されるなど、厳しい暑さで子どもの熱中症への警戒が高まっている。

実はそのリスク、意外なところにあった。

14日、全国で一番暑くなったのは、かつて国内最高気温が観測されたこともある高知・四万十市。

午後3時すぎ、気温は39.8度に達した。

街では、「これはちょっとやばいです。正直言って溶けそうですね」といった声が聞かれた。

危険な暑さは、各地でも。

静岡・浜松市天竜では、39度を記録。

全国で35度を超える猛暑日となった地点は、2020年2番目の多さとなる200地点を超えた。

岐阜・多治見市では、午後3時すぎ、最高気温37.9度を記録。

これには、85年間多治見市に住む人も…。

多治見市民(85)「異常じゃないですか、ちょっと。ついついタクシー乗りたくなっちゃうね」

地元の名産品、ウナギを焼く百戦錬磨の職人も…。

老鰻亭 魚関・村手洋之さん「だいたい顔付近は40度から暑いときは46度とか47度とか。涼しくしたいけど、ここは暑いですね~」

そして、東京も暑かった。

新宿駅前午後3時半すぎの気温は、手元の温度計で35.7度を示していた。

さらに、八王子市では35.2度の猛暑日となった。

この暑さで心配なのが熱中症。

都内で救急搬送された人は、午後3時の時点で86人。

6歳の子どもも搬送された。

子どもたちにとって楽しいはずの夏だが、ここまで暑いと危険なレベル。

専門家は、子どもならではの熱中症リスクを指摘する。

すぎおかクリニック・杉岡充爾院長「子どもの場合は、汗をかくという汗腺がまだ未発達。汗をかきづらいということは体温が上昇しやすいということになりますので、その分、熱中症のリスクは上がります」

さらに、大人が気づきにくいこんな危険も。

杉岡充爾院長「地面からの熱を受けやすいということです。大人の顔の高さと子どもの顔の高さ、それが違うだけで3度ぐらいは熱変わってくる」

強い日差しの照り返しで、体感温度が3度も違うという。

杉岡充爾院長「わたし(保護者)は大丈夫だけど、子どもはきっともう大丈夫じゃないだろうっていう危機意識、事前準備、その考え方はほんとに大事」

公園では、保護者たちがさまざまな対策をしながら子どもたちを見守っていた。

30代「一番小さい子は背中に保冷剤を入れて、扇風機を当ててなるべく涼しいようにしてる」

30代「(タオルを)水でぬらして首を冷やしたり、保冷剤で体を冷やすとか、塩分系のタブレットを食べたり」

30代「水分補給をして、熱中症には気をつけています」

こうした工夫は不可欠。

サーモカメラで、子どもたちの表面温度を測ってみると、地面はおよそ40度の赤色なのに対し、子どもたちは青色。

熱中症対策が功を奏しているようだ。

この暑さは、少なくとも来週いっぱいは続く見込み。

8月の後半戦、しっかり子どもたちを見守る準備が欠かせない。

(2020/08/14)
#猛暑日
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