米副大統領候補に正式指名 ハリス氏注目演説の中身

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新型コロナの影響でリモート開催となっている、アメリカの民主党大会。

日本時間の20日正午ごろ、全米が注目する、あの副大統領候補が指名受諾演説に立った。

副大統領候補・ハリス上院議員「私たちは、ジョー・バイデン氏に投票すべきです」

カマラ・ハリス氏(55)。
ジャマイカ出身の父とインド出身の母を持つ黒人女性。

2020年、78歳になる大統領候補のバイデン氏より20歳以上若く、次の大統領候補としてバイデン氏を上回る注目度。

演説では…。

副大統領候補・ハリス上院議員「すべての国民が一体となり、黒人、白人、ラテン系、アジア系、先住民系、全員が望む将来のために、よりよい重要な仕事を行う大統領に投票すべきです」

アメリカ社会の分断解消に向け、多様性への理解をアピールするとともに、トランプ大統領を強く批判した。

副大統領候補・ハリス上院議員「トランプ大統領のリーダーシップの欠如によって、命や生活が失われています。(大統領の)無能さが、わたしたちを不安にさせています。無神経さが、わたしたちを孤立させています」

その胸元に輝く、真珠のネックレス。

ハリス氏は、学生時代から白や黒の真珠のネックレスをつけることが多く、トレードマークになっている。

真珠のネックレスとスニーカーで、副大統領候補としての存在感を高めるハリス氏。

今回指名されると、フィギュアに、わずか1日で5,000個の注文が殺到したという。

ハリス氏のフィギュアを製作 マイク・レビット氏「(ハリス氏は)いろんな種類の真珠のネックレスをしている。2連の真珠ネックレスをよくつけていると思う」

演説会場周辺には、アメリカメディアの特設スタジオが立ち並んでいる。

情報を逐一伝えていて、注目度の高さがうかがえる。

しかし、注目度が増した一方で、肝心のバイデン氏の支持は伸び悩んでいる。

トランプ政権に批判的なCNNの調査では、2020年6月に14ポイントあったバイデン氏のリードが、最新のデータでは、わずか4ポイント差にまで縮まっている。

そのバイデン氏の今後を大きく左右するとみられるハリス副大統領候補について、ニューヨークの街で聞くと、「ワクワクしてるわ、バイデンにはワクワクしなかったけど。ハリスが副大統領になるならワクワクする」と、支持する声が上がる一方で、「彼女は、検事時代に黒人に厳しい態度だったと批判されている。それが唯一の弱点だろう」という声も。

民主党は、ハリス氏が体現する「多様性」をトランプ氏への対抗軸として前面に打ち出したい狙いがある。

しかし、多様性を強調しすぎると、激戦州で鍵を握る白人の無党派層を遠ざける可能性も指摘されている。

2カ月半後に迫った大統領選で、新たな時代への風を巻き起こすことはできるのか。

(2020/08/20)

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